【完】始まりは偽彼氏、でも本気の恋




それから少しだけ食べさせてもらってから、萌花と萌花のお母さんと楽しくおしゃべりをして時間をつぶした。



久々に色んなお話ができて、楽しかった。



「そろそろ時間だから行かないとだね」



「もうそんな時間?愛莉と話してると時間があっという間すぎて足りないね」



「まだこれからも一緒でしょ?男の子達を待たせるわけにもいかないし、行こう」



「はーい。じゃあお母さん、行ってくるね」



「行ってらっしゃい。存分に楽しんできてね」



萌花のお母さんに笑顔で見送られて、私達は外へ出た。



これだけ綺麗に仕立ててもらったおかげで、どことなく自信もついて堂々と歩ける気がする。



私も萌花もこれから忍くん、光輝くんに会うから緊張している。



不安な気持ちもあるけれど、こんな一大イベントなのだからずっと緊張しているばかりではもったいない。