最低限の身なりを整えて、家の中も軽く掃除をして萌花の家に向かった。
外に出ると明るい日差しが一気にふりかかってきて、思わず目を細めた。
今は昼前だからかなり暑いけど、夕方になったら少しでも暑さが和らぐといいんだけど....。
「いらっしゃ~い!暑いところごめんね。入って入って」
部屋のピンポンを押すと萌花が出てきてくれて、元気よく出迎えてくれる。
上がらせてもらうと冷たい冷気が熱くなった体を冷ましてくれる。
これだけ暑いと電車に乗っているだけなのに汗をかくよね。
「愛莉ちゃん、いらっしゃい!暑いところわざわざごめんね」
「お邪魔してます。本日はよろしくお願いします」
ある部屋に案内されると中で待ってくれていたのは、萌花のお母さんだった。



