【完】始まりは偽彼氏、でも本気の恋




こうなることは分かっていたよ。



こんな大チャンスがあって忍くんが告白しないわけないもんね。



これで2人がカップルになるのも完全に時間の問題となった。



元々、こうなることを狙って私は彼氏が必要だったわけだし。



『了解👍忍くん、男の見せ所だよ!私も応援してるから、頑張れ!』



と文章を送った後、猫が精一杯応援してるスタンプを送信。



大丈夫、ちゃんと伝えたら萌花は絶対に受けとめてくれる。



そんなスマホを手に取ったまま部屋を出る。



洗面所で顔を洗って、十分に保湿をしつつ顔のケアも行う。



昨日の夜も十分にケアしたつもりだけど、朝だって欠かせない。



せっかくのイベントで何その顔?なんて絶対に思われたくないし、私にとってはラストの日。



初めてお願いしたあの日から描き続けたゴールを迎える日が今日なんだ。