【完】始まりは偽彼氏、でも本気の恋




◇ ◇ ◇



運命の日はついにやってきた。



あれだけ来てほしいと願っていた日、来てほしくないと願った日。



だけど、どれだけ願おうと無情にも時は過ぎ去っていくわけで。



───今の時刻、朝の10時。



私にしてはかなり遅い目覚めだけど、昨日は色んなことを考えて夜更かしをしてしまったから。



それに今日は早起きをしなくても良い日だったから、この時間まで寝てしまっていた。



一応もっと早い段階でアラームをかけていたんだけど、聞き流して寝てたみたい。



「.....よし。準備しなきゃ」



ベッドでダラダラしてしまうと時間があっという間に過ぎてしまうので、力を入れて起き上がる。



カーテンを開けると夏の明るい日差しが部屋に差し込む。



眩しさに目を細めつつ外を見ると、雲ひとつない快晴でお祭りにぴったりな天気。