【完】始まりは偽彼氏、でも本気の恋




乃々香ちゃんがいるソファのところへ行くと、近くで光輝くんが大我と遊んでくれていた。



大我もすごく楽しそうで、むしろ私といる時よりも楽しそうなのでは?とすら思ってしまうよ。



私達姉弟には血の繋がった他人がいるだけで、両親はいないから。



光輝くん達のお母さんに大我は、母の温かさを初めて感じたのかもしれない。



「愛莉ちゃんここに座って!一緒にテレビ観ようよ」



「分かった。じゃあ隣に座らせてもらうね」



ソファでテレビを見ていた乃々香ちゃんの隣に座らせてもらうと、ソファは深く沈みこんだ。



これも座り心地が抜群できっと良いソファなんだろうなと頭の片隅で思った。



「この番組面白いんだよ!あたしのおすすめ!」



そう言われて流れているテレビ番組を見ると、クイズ形式のバラエティ番組で確か萌花も好きだったような気がする。