【完】始まりは偽彼氏、でも本気の恋




「私で良かったらぜひと言いたいところだけど、お邪魔じゃないかな?」



「乃々香だけじゃなくて、母さんも会いたがってるみたいでさ。急すぎるし、嫌だったら全然断ってくれていいからね!?」



いつの間に光輝くんのお母さんに私の存在が伝わっていたの!?



偽彼女と知ってる光輝くんが伝えるとは思えないし、乃々香ちゃんが話してくれたのかも。



お母さんと特に仲がいいと言っていたし。



「でも本当にいいの...?だって私.....」



乃々香ちゃんには言ってないから知らないと思うけど、私と光輝くんは偽りの関係。



さすがにお家にお邪魔して、ご両親に会うのは光輝くんは嫌じゃないんだろうか?



花火大会が終われば私と彼の関係はあっけなく終わってしまうくらいに脆いもの。



そんな偽彼女を自分の家族に紹介するなんて、普通に考えたら嫌だと思うのが普通だよね?