始まりは偽彼氏、でも本気の恋




それでも早めに帰れることが嬉しいことに変わりないんだけど。



私もさっきまで机に出していた教科書や筆記用具を鞄にしまっていく。



今日は比較的軽めな授業多かったから、そこまで疲れてはいないかな。



その代わりと言っては何だけど、明日の時間割はかなりヘビーで今から憂鬱。



でも明日頑張ったら休みだから気合い入れないとね。



「愛莉~、準備できた?帰ろー」



「今行く~」



教室の扉付近にはすでに帰る準備を終えて、私を待ってくれている美女が立っている。



最後に宿題として出されたプリントをしまって、鞄のチャックをしめる。



あまりゆっくりと準備して待たせすぎると怒られるからね。



少しだけ駆け足で待ってくれている彼女の元へ向かう。



「お待たせしました。相変わらず準備が早いね」



「せっかく早く終わったのにモタモタしてたらもったいないでしょ?この後は昇降口も混んじゃうし」