【完】始まりは偽彼氏、でも本気の恋




たぶん道里高校にはいないタイプなのではと推察した。



「確かにそうかも?でもすごく新鮮で話していて面白かったよ」



やっぱりそうなんだ....と思いつつ、光輝くんの表情は朗らかなままだったから安心。



「でも何より愛莉の大切な人達に、認めてもらえたことが嬉しかったかな」



そんなことを柔らかな笑みでサラッと言うから、私の心は簡単にときめいてしまうんだよ。



「...当然だよ。だって光輝くんは私にはもったいないくらい、最高の彼氏だもん」



これは紛れもない私の本心。



成瀬光輝という人は私にはもったいなさすぎるくらいに、素晴らしい人だから。



「ありがとう。愛莉にそう言ってもらえると自信がつくな」



「花火大会まであと少しだけど、これからもよろしくね。光輝くん」



「こちらこそ。愛莉の彼氏として本番も頑張るよ」