「そんなことないよ。俺も塾で勉強して頑張れてるしね」
「へぇ。やっぱり道理高校に通っている人は大変なんだなぁ」
光輝くんと忍くんが話をしている中、萌花だけは状況を呑み込むことにかなりの時間がかかっているらしい。
「この容姿で、道里高校に通っているという徹底ぶり....。こんなハイスペックイケメンが存在していいの!?」
誰に話しかけるわけでもなく、1人でぶつぶつ呟いている。
確かにこの容姿でこの性格で、道里高校の生徒ですなんて出来すぎているし、漫画の設定だったら盛りすぎと言われてしまいそう。
あらゆるモテ要素を凝縮しましたみたいな感じだもんね。
それからは4人で改めてたくさんの話をした。
いつもの3人に光輝くんが混じっている光景は最初は不思議だったけど、時間が経つにつれて慣れていった気がした。
自分の好きな人を友達に受け入れてもらえるって、こんなに嬉しいことなんだなと感じることができた。



