【完】始まりは偽彼氏、でも本気の恋




私が光輝くんと初めて会った時は制服を着ていたから、先に心構えができたけど。



「....み、道里高校ってあの!?選ばれた者しか入ることができないと言われている伝説の!?」



「し、信じられない。道里高校に通っている人が目の前にいるの...?」



「そんなに驚くことでもないよ。俺も偶然入れただけだし」



私と光輝くん、萌花と忍くんで明らかに温度差が違う。



でもこれが当たり前の反応なんだよね。



あの道里高校に通っているということは、格が高く誇り高くすごいこと。



それくらい彼の通っている高校は有名。



「いや偶然でもすごいだろ!あんた、めちゃくちゃ賢いんだな」



忍くんはキラキラした目で光輝くんのことを見ていた。



まぁ道理高校は賢いだけじゃ入れないけど、大前提として賢いことが絶対条件だから、雲の上の存在なんだよね。