【完】始まりは偽彼氏、でも本気の恋




それから桃山先生が入ってきて、授業が始まった。



始まる前は和気あいあいとしていた雰囲気だったけど、授業になるとみんな集中していた。



この2年生の夏から頑張っていかないと3年生になってから後悔するからね。



みんな頑張って自分の目指す進路を掴み取るために頑張っているんだ。



私も今の成績を落とすわけにはいかないので、真剣に耳を傾け分からないところは聞いた。



自分が分からないところをひとつひとつでも潰していくことが、賢くなることへの近道だと私は思っている。



分からないまま放置してたらその種はいつの間にか大きくなり、自分では対処しきれなくなってしまう。



そうなった時に他の人の力を借りて、その種を無くすことはとてつもなく大変なことだと経験済みだから。