【完】始まりは偽彼氏、でも本気の恋




ある夏休みの朝、朝ごはんの用意をしていると近くに置いていたスマホが通知音を鳴らした。



こんな朝早くから連絡?と思って、火を止めてスマホを確認する。



もしかしたら何か緊急の用事かもしれないし。



そう思って届いた通知を開くと、メッセージを送ってきたのは萌花だった。



『約束の日、今日だからね!忘れないでね!』



といった年を押す文面。



こんな朝早くから連絡してこなくても、忘れてないのにと思いつつ軽く返信だけしておく。



既読にしたのに返信しないと萌花はすぐに追い連絡してくるから。



たぶん彼女が1番はりきっているというか、楽しみにしているんだろう。



私に何度も念押ししてくるくらいには。



実際私も少し緊張しているくらい、大事なイベントだから。