始まりは偽彼氏、でも本気の恋




───明後日。



と約束した日がやってきた。



今日は光輝くんと約束したデートの日。



指定された待ち合わせ場所へ向かうと、まだ光輝くんはいなくて日陰になっている箇所で待つことにした。



スマホで時間を見ると集合時間の20分前だった。



遅れちゃいけないと思って早めに来たけど、あまりに早すぎたかもしれない。



実は今日は大我も友達と遊ぶらしく、朝早くに家を出て、1人の時間があったんだよね。



そのせいかスムーズに準備が進んで、特にすることもないから早めに家を出た。



「.....暑いな」



今は7月真っ只中だから、日陰にいても暑さはしっかりと感じられて立っているだけなのに汗が流れてくる。



暑いと思いつつ、光輝くんが先にいなくてよかったとも少し思った。