始まりは偽彼氏、でも本気の恋




学校から少し歩いて、さっき見せてもらった画像と同じ光景が見えてきた。



まさかこんなところに、こんな素敵なカフェができたなんて全然知らなかった。



雰囲気も穏やかな感じで少しレトロなクラシカルな外装でどことなく懐かしく感じる。



木造の扉を開けるとカランコロンと取り付けられているベルが鳴った。



中も外装と変わらずシックな雰囲気で、落ち着いた音楽が流れていた。



もう夕方だからなのかそこまで混んではおらず、店員さんが4人掛けのテーブル席に案内してくれた。



私と萌花は並んで、その向かい側に忍くんが座る形。



「とっても素敵な雰囲気だね!」



「本当に!思った以上に落ち着いた雰囲気で過ごしやすそう」



あまり長居すると迷惑だろうけど、ここで勉強とか読書したら長時間過ごせそうな気がする。