始まりは偽彼氏、でも本気の恋




私も光輝くんに会えて嬉しいけど、私よりテンション高い弟を見ると冷静になってしまう。



私は塾で定期的に会っているけど、大我は全然会えていなかったからね。



大我の一方的な思いだったら申し訳ないと思ってたんだけど、光輝くんも喜んでくれているから。



「あ、あの...!」



じゃれあっている2人を微笑ましく見ていると、いきなり可愛らしい女の子に声をかけられた。



私よりは年下と思われるその子はショートカットで、少し日焼けしている健康的な肌をしていた。



「は、はい、なんでしょうか....?」



声をかけられたけど、どなたか存じ上げないから年下と思われる彼女に敬語を使ってしまう。



「もしかしてあなたがお兄ちゃんの彼女さんですか!?」



「....え、お兄ちゃん?」