始まりは偽彼氏、でも本気の恋




ちらりと萌花を見ると、悩んでいるようだった。



きっと女子会として萌花は私のことをカフェに誘ってくれたのだろうと思うから申し訳ない気持ちはある。



でもここは私が強引に行くしかないんだ。



「私と萌花は同じクラスだからいつでも会えるし話せるけど、忍くんは部活もあるしせっかくの機会だと思うなぁ」



優しい萌花は迷っている時に押されると弱いという弱点がある。



ごめんね、だけどここで折れちゃいけない理由が私にもあるから。



「.....わかった。忍も来ていいよ」



「サンキュ!」



萌花からのOKが出たので、私と萌花と忍くんの3人でカフェへ向かうことになった。



本当はこんなことをしたくはないんだけど、私は2人の味方だし萌花には幸せになってほしいから。