「未来〜!あの三人が犯人だって、もう学校中に広まってるよ!!」
上靴事件の三日後、真依ちゃんが嬉しそうにツインズの三人が石橋先生に呼び出されたことを教えてくれた。
『上靴の件も含めて、神宮寺達からは話を聞かせてもらう』
石橋先生は理科準備室を出たあと、私達にそう約束してくれた。
そうなったのは悠くんも
『閉じ込められる前にあいつらの声が聞こえた』って証言してくれたからで。
「ざまぁ!悪事がバレて大好きな桜井兄弟に嫌われちゃったしね〜」
真依ちゃんが、目を細めてフフンと笑う。
あの三人が私に嫌がらせをしたこと、まだ根に持っているらしい。
まぁでも、、、仕方ないよね。
私だけならまだしも、無関係な梨子ちゃんの上靴まで隠すなんて。
「真依ちゃん、あの時は味方になってくれてありがとう」
改めてお礼を言うと、真依ちゃんは、
「何言ってんの!私達、親友でしょ!?」
って、太陽みたいな笑顔を浮かべた。
「でもさー、今回のことで桜井兄弟との同居がバレたらヤバいってことハッキリしちゃったよね〜」
そう。本当にその通りだ。
「これからは、今まで以上に気を付けようと思う」
そう心に誓うと、真依ちゃんも、
「うん。そうだね」
と一緒に頷いてくれた。
「もうこの際、桜井兄弟が未来の許嫁なんですって言っちゃえば?」
「真依ちゃん!?」
窓から入って来た暖かい風が、前髪を揺らす。
「あ、そうだ、未来。今日の放課後空いてる?」
すると、急に思い付いたように聞いてきた。
「うん、空いてるよ」
「良かった〜。駅前のケーキ屋さんにお茶しに行こうよ」
「え、ケーキ?行ってみたい!!」
私が目を輝かすと、真依ちゃんはサッとスマホの画面を私に向けてきた。
そこにはオシャレなケーキ屋さんの外観と、美味しそうなケーキの写真が何枚も載っていた。
「この店、学校から結構近いんだよ。この前、テレビでも紹介されたって」
「美味しそう!」
「でしょ?じゃあ決まりね」
「うん!」
どうしよう、悠くんと蓮くん以外の友達と放課後にケーキ屋さんに寄るなんて、人生で初めてかもしれない。
しかも、私の好きなケーキが何種類も、、、楽しみだな〜!!
上靴事件の三日後、真依ちゃんが嬉しそうにツインズの三人が石橋先生に呼び出されたことを教えてくれた。
『上靴の件も含めて、神宮寺達からは話を聞かせてもらう』
石橋先生は理科準備室を出たあと、私達にそう約束してくれた。
そうなったのは悠くんも
『閉じ込められる前にあいつらの声が聞こえた』って証言してくれたからで。
「ざまぁ!悪事がバレて大好きな桜井兄弟に嫌われちゃったしね〜」
真依ちゃんが、目を細めてフフンと笑う。
あの三人が私に嫌がらせをしたこと、まだ根に持っているらしい。
まぁでも、、、仕方ないよね。
私だけならまだしも、無関係な梨子ちゃんの上靴まで隠すなんて。
「真依ちゃん、あの時は味方になってくれてありがとう」
改めてお礼を言うと、真依ちゃんは、
「何言ってんの!私達、親友でしょ!?」
って、太陽みたいな笑顔を浮かべた。
「でもさー、今回のことで桜井兄弟との同居がバレたらヤバいってことハッキリしちゃったよね〜」
そう。本当にその通りだ。
「これからは、今まで以上に気を付けようと思う」
そう心に誓うと、真依ちゃんも、
「うん。そうだね」
と一緒に頷いてくれた。
「もうこの際、桜井兄弟が未来の許嫁なんですって言っちゃえば?」
「真依ちゃん!?」
窓から入って来た暖かい風が、前髪を揺らす。
「あ、そうだ、未来。今日の放課後空いてる?」
すると、急に思い付いたように聞いてきた。
「うん、空いてるよ」
「良かった〜。駅前のケーキ屋さんにお茶しに行こうよ」
「え、ケーキ?行ってみたい!!」
私が目を輝かすと、真依ちゃんはサッとスマホの画面を私に向けてきた。
そこにはオシャレなケーキ屋さんの外観と、美味しそうなケーキの写真が何枚も載っていた。
「この店、学校から結構近いんだよ。この前、テレビでも紹介されたって」
「美味しそう!」
「でしょ?じゃあ決まりね」
「うん!」
どうしよう、悠くんと蓮くん以外の友達と放課後にケーキ屋さんに寄るなんて、人生で初めてかもしれない。
しかも、私の好きなケーキが何種類も、、、楽しみだな〜!!



