「うん、つまり甘いのが好きってことっぽいな。良かった、俺も好きな人には甘くしたいし」
段々状況が分かってきた私が焦り始める。
「あの、推しと彼氏は違うというか……! 少なくとも私は別タイプです!」
「じゃあ、彼氏はクール系が良いってこと?」
「いや、そういう訳じゃないですけど」
私の煮え切らない答えを千田さんが顎に手を当てながら聞いている。
段々状況が分かってきた私が焦り始める。
「あの、推しと彼氏は違うというか……! 少なくとも私は別タイプです!」
「じゃあ、彼氏はクール系が良いってこと?」
「いや、そういう訳じゃないですけど」
私の煮え切らない答えを千田さんが顎に手を当てながら聞いている。



