一途すぎる上司は、一人でも楽しそうな部下を甘やかしたい

そして甘い千田さんはこう続けるのだ。



「絶対に一人でいるより幸せだって言わせてみせる」



千田さんがそっと私の頬に手を当てて、キスをする。

そして、もう一度私を抱きしめた。





「ずっと離さないし、幸せすぎるって言わせるから」





その言葉に私も告白の返事をもう一度言いたくなった。





「千田さん、私も大好きです」





それ以上でも、以下でもないから。

付き合う理由なんてそれだけで良い。

だから明日も貴方の隣にいさせてくれますか?



fin.