「一人でも楽しそうにしている内海が好きだった。好きなものを周りを気にせず楽しんでいるし、人生を満喫している感じが好きだった。でも、そんな内海が俺といたいって思ってくれたら……心から俺といるのが楽しいってことになるだろ?」
千田さんがメモをそのままポケットに戻す。
「一人でも楽しめる内海だからこそ『俺といたい』って思って欲しい。映画、一緒に見に行かないか?」
なんて答えれば良いか分からないけれど、自分の気持ちすらまだ分からないけれど、この瞬間千田さんと映画を見に行っても良いかなと思っている。
なら、きっとそれが全てで。
「千田さん。私は別に映画や推し活を一人でも楽しめるだけで、一緒に楽しむのが嫌なわけじゃないですよ。ただ映画は私が見たいものに付き合ってもらいますからね!」
その後に笑った千田さんがあまりに幸せそうで、私は何故か既に満足してしまった。
千田さんがメモをそのままポケットに戻す。
「一人でも楽しめる内海だからこそ『俺といたい』って思って欲しい。映画、一緒に見に行かないか?」
なんて答えれば良いか分からないけれど、自分の気持ちすらまだ分からないけれど、この瞬間千田さんと映画を見に行っても良いかなと思っている。
なら、きっとそれが全てで。
「千田さん。私は別に映画や推し活を一人でも楽しめるだけで、一緒に楽しむのが嫌なわけじゃないですよ。ただ映画は私が見たいものに付き合ってもらいますからね!」
その後に笑った千田さんがあまりに幸せそうで、私は何故か既に満足してしまった。



