四季の守護者たちはとびきりに溺愛したがり。

 今更だけど自分に課せられた使命に緊張感が出てきて、唇を真一文字に結ぶ。

 そんなの壮大過ぎて私にできるかなんてたかが知れてるかもだけど、やらないよりは絶対良い。

 目の前に立ちはだかっている大きな問題に、怖いながらもそう決心した。