それから約30分後、黒板にはいくつもの委員会や係が書かれていて、その下にはクラスメイトの苗字のマグネットが貼ってある。
今日は委員会と係が決まれば帰れるらしく、もうほとんどの委員会が埋まっていた。
私がやりたかった国語係も取られちゃったし……どうしよう。
といっても残っているのは人気のない環境委員のみ。花壇作業や落ち葉掃き、リサイクル活動中心の地味な仕事だからやりたがらない人が多いからなんだけど。
私もそこまで興味ないし、入っても真面目に活動できるかどうか……。
「残りは環境だけだけど……誰か入ってくれる人はいないー?」
さっき決まった学級委員の子が大きめの声でクラス全体を見回すけど、手を挙げる人は誰一人いない。
そのおかげか若干気まずい空気が流れていて、挙げるべきなのか……と迷う。
所属が決まってないのは私と伊春君と残り数名。この中で決戦じゃんけんでもしたら、賭け事に弱い私が負けるのは目に見えている。
「あの、主様。良ければ、私と環境委員なるものをやってみませんか?」
今日は委員会と係が決まれば帰れるらしく、もうほとんどの委員会が埋まっていた。
私がやりたかった国語係も取られちゃったし……どうしよう。
といっても残っているのは人気のない環境委員のみ。花壇作業や落ち葉掃き、リサイクル活動中心の地味な仕事だからやりたがらない人が多いからなんだけど。
私もそこまで興味ないし、入っても真面目に活動できるかどうか……。
「残りは環境だけだけど……誰か入ってくれる人はいないー?」
さっき決まった学級委員の子が大きめの声でクラス全体を見回すけど、手を挙げる人は誰一人いない。
そのおかげか若干気まずい空気が流れていて、挙げるべきなのか……と迷う。
所属が決まってないのは私と伊春君と残り数名。この中で決戦じゃんけんでもしたら、賭け事に弱い私が負けるのは目に見えている。
「あの、主様。良ければ、私と環境委員なるものをやってみませんか?」

