「私も……いえ、せっかくならば本心で言いましょう。……俺も好きだよ、陽依。」
「……それ、本当?」
「好きな子に嘘を吐くほど俺は非情じゃないよ。本当に、出会った時から惹かれていたけど……陽依のことを知っていく内に、もっと好きになった。自分でもおかしいくらい、陽依のことばかり考えてるくらいにはね。」
じゃ、じゃあ両思い……!?
もう隠すつもりはないのかはちみつを溶かしたような甘い声の伊春君に驚きを隠せず、乾燥するほど目を大きく見開いてしまう。
直後私からパッと離れた伊春君は、忠誠を誓う騎士の如く私の目の前に跪くと。
「俺は精霊だから、いつまで一緒にいられるかは分からない。けれど……この身が消滅する日まで、一番近くで守らせて。」
私の右手を軽い手つきで取り、ちゅっと口付けた。
ドキドキに耐性がない私は咄嗟に短い言葉が零れそうになったけど、ギリギリで我慢して体の奥に追いやる。
でも私は伊春君みたいに平然とキスなんてできないから、代わりに伊春君の温かい手を頬に擦り寄せた。
「ふふっ……ありがとう、伊春君。」
「……それ、本当?」
「好きな子に嘘を吐くほど俺は非情じゃないよ。本当に、出会った時から惹かれていたけど……陽依のことを知っていく内に、もっと好きになった。自分でもおかしいくらい、陽依のことばかり考えてるくらいにはね。」
じゃ、じゃあ両思い……!?
もう隠すつもりはないのかはちみつを溶かしたような甘い声の伊春君に驚きを隠せず、乾燥するほど目を大きく見開いてしまう。
直後私からパッと離れた伊春君は、忠誠を誓う騎士の如く私の目の前に跪くと。
「俺は精霊だから、いつまで一緒にいられるかは分からない。けれど……この身が消滅する日まで、一番近くで守らせて。」
私の右手を軽い手つきで取り、ちゅっと口付けた。
ドキドキに耐性がない私は咄嗟に短い言葉が零れそうになったけど、ギリギリで我慢して体の奥に追いやる。
でも私は伊春君みたいに平然とキスなんてできないから、代わりに伊春君の温かい手を頬に擦り寄せた。
「ふふっ……ありがとう、伊春君。」

