四季の守護者たちはとびきりに溺愛したがり。

 ……伊春君に私の気持ち、ちゃんと届いたかな。でもこんな自分勝手な告白、嫌われちゃっても飲み込むつもりだ。

「そ、それだけ伝えたかったの……っ。また明日ね、伊春く――」

「言い逃げは卑怯ですよ、主様。」

「えっ? ……――ふぇっ!?」

 いつにも増して艶っぽい伊春君の声が聞こえ、強い力で腕を引かれる。

 何が起きたのか理解できず、私はそのまま伊春君の腕の中に閉じ込められてしまった。

 突然の事に頭の中をびっくりマークでいっぱいにしていると、頭上から悦を滲ませた声が振ってくる。

「では……サステナブルパークでの呟きは、嘘ではなかったと解釈していいんですね?」

「サステナブルパークの呟き……って、あれ聞こえてたの!?」

「えぇ、主様のお声はいつも聞き漏らさないように努めてますので。」

『……好きだよ、伊春君。』

 まさか、あれを聞かれてたなんて……っ!?

 あんなに人がいたから聞こえてないと確信していた自分が恥ずかしくて、かぁぁっと更に顔が熱くなっていく。

 その急なカミングアウトに開いた口が塞がらないでいる私に、伊春君は愛おしそうな表情でふっと口元を緩めた。