四季の守護者たちはとびきりに溺愛したがり。

 その姿もやっぱりかっこよくてつい見惚れていると、伊春君は優しい眼差しで私を見つめてきた。

「なので、少しばかりパトロールをしてこようと思います。近くまで送れなくて申し訳ありませんが、主様に何かあればすぐに駆けつけますのでご安心ください。それでは、また――」

「っ、ま、待って伊春君!」

「あ、主様……?」

 何で、どうして引き止めちゃったんだろう。伊春君、パトロールに行くって言ってるのに。

 そう分かっていながらも、伝えようとしていた気持ちを伝えないままにするのは……辛い。

 幻滅されてもいい。どうしてこのタイミングでって、いくら思われてもいい。

 ただ、これだけは伝えさせて……っ。

「私っ……伊春君のこと、大好きなの! どうしようもないくらい、好きっ……!」

「っ!?」

 私の思い切りすぎた告白に、夕焼けのせいもあると思うけど……伊春君の頬は耳まで真っ赤に染まっていく。

 その数秒後、私も私で言っちゃった……!とボボっと顔中に熱が集中して、バッと勢いよく視線を逸らしてしまった。