四季の守護者たちはとびきりに溺愛したがり。

「……以上です。もう話せる事はありません!」

 それから数十分後、テキトーなところで話を切り上げたかったのに最終的に全てを話してしまった私。

 でもこれは仕方のない事で、天毬がしつこく《まだあるでしょ? ね?》って感じで凄んできたから不可抗力だっ……。

 そのおかげか、天毬はホクホクと上機嫌な声色で茶化してくる。

《いやいや〜、陽依のおかげで充分良いものが聞けたよ。イケメンに取り合いされるってさっすが陽依! よっ、モテ女!》

「モテ女って……そういうんじゃないと思うよ。今日はみんな、ちょっと様子が変だったし……。」

《陽依の目にはそう見えちゃってるのか〜、あたしからしたら平常運転だって思うけどね。》

「えぇっ……ど、どこが平常運転なの? 普段はみんなあそこまで甘くないよ!」

《そりゃ普段は隠してるからじゃない? あと陽依が鈍くて気付いてなかっただけってのもある。》

 そ、そんなに私鈍いのかな? 自分じゃ全然、思った事ないけど……。

 スマホを机の上に置いてたまらず両手で頬を包み、自分が言われるほど鈍いのかと考えてしまう。