四季の守護者たちはとびきりに溺愛したがり。

「……今日あった事の話って、ざっくりでいい?」

《そんな言い方するって事は、さては何かあったんだな〜?》

「あ……いや、そういうわけじゃ――」

《今更隠したって無駄だよっ! ほら、全部包み隠さず話しなさい!》

 わ、私、隠し事下手なのかな……こんな即座にバレちゃうなんて、うぅっ。

 正直のところみんなとの事は恥ずかしいから言いたくないんだけど、天毬はこういう時意地でも聞き出してくる。

 ここで下手に隠しても、明日家まで乗り込んできそうだし……は、腹を括るしかないか。

「……分かった、天毬の要望通り包み隠さずお話しますよ!」

《そうこなくっちゃ! じゃあ最初から、みんなと合流したところからね!》

「は、はい……。」

 今日一日で色々体験してしまい複雑な感情の私とは真反対な、ノリノリの天毬の圧に押され頷いてしまう。

 まさか序盤から話せと言われるとは思ってなかったから言葉を絞り出すのに手間取ってしまったけど、私は覚悟を決めてゆっくり口を動かした。

 え、ええいっ! もうどうにでもなれ……!