四季の守護者たちはとびきりに溺愛したがり。

 私……――伊春君が好きだって。

 今日はたくさんみんなにドキドキさせられて、自分が何に対してドキドキしちゃうのか混乱ばかりしてた。

 でもみんなへのドキドキは驚きとか焦りとか、そういう感じのものが多かったけど……伊春君に対しては、何かが決定的に違う。

 伊春君といる時は、ドキドキもするけど幸せな気持ちのほうが勝っているんだ。

 伊春君がしんどそうにしてたら私も苦しいし、楽しそうにしてたらつられて笑っちゃう。私の情緒は伊春君に左右されていると言っても、最近は過言じゃなくなっていたんだ。

 だから今、こんな事を言うのは卑怯かもしれないけど。

「……好きだよ、伊春君。」

 ギリギリ聞こえるか聞こえないかの瀬戸際を攻めて、気付いた気持ちを零してみた。