四季の守護者たちはとびきりに溺愛したがり。

「ナノハを……娘を見つけてくれてありがとうございます! 一時間も探してたのに見つからなくて、感謝してもしきれません!」

「い、いえそんなっ……頭を上げてください。私のほうこそ、お母さんが見つかってよかったです。ね、ナノハちゃん。」

「陽依おねえちゃんのおかげだよ! このテナちゃんもおねえちゃんがくれて、おねえちゃんもテナちゃんみたいにかっこよくて……陽依おねえちゃんが助けてくれて嬉しかった! ありがとうおねえちゃん!」

 自分の頭のお面を撫でながら、ナノハちゃんがすごく嬉しそうに話してくれる。

 お母さんのほうも安心したように息を吐いて、持っていたお土産袋の中から1つのクッキー缶を渡してきた。

「ささやかですがお礼です。お面もくださってナノハと一緒にいてくれて、本当にありがとうございます。」

「き、気にしないでください! 私は、ナノハちゃんとお母さんが見つかったならそれで――」

「いえ、遠慮せず受け取ってください。そうじゃないと私も、ナノハも気が済まないので。」

「そうだよおねえちゃん! このクッキーね、もう1つ買ってあるからおねえちゃんが貰って!」