四季の守護者たちはとびきりに溺愛したがり。

 私が取り出したのは、パーク内の露天で貰った魔女っ子テナのお面。ダーツで当たった時はどうしようって困ったけど、これなら女の子を怖がらせないかも。

 そんなガバガバすぎる作戦を思いついた私は早速お面を自分の顔の前まで持ってきて、今度こそ女の子に近付く。

 魔女っ子テナのにわかだから、こういう時何を言えばいいのか分かってないけど……大丈夫だよね!

「そこの君! この天才魔女っ子様、テナが来たからにはもう安心だよ! そんなところでうずくまって、どうしたの?」

「テナちゃん……わたし、ママとパパとはぐれちゃって……っ、どうすればいいのか、分かんなくって……っ。」

「なるほど……じゃあテナが一緒にママとパパを探すよ! 二人ならきっとすぐ見つかるから!」

「い、いいのっ……? テナちゃんって、世界中飛び回ってて忙しいんじゃ……」

「大丈夫だよ! テナ、困ってる人は放っておけないから! だから早く探しに行こっ?」

「っ、う、うん……!」

 小首を傾げて女の子に手を差し出すと、少しだけ迷った後私の手を取ってくれた。