四季の守護者たちはとびきりに溺愛したがり。

 秋君も物腰は柔らかいけど、誠実な伊春君とは大違いだ。

 ぶすっとしながらそう考えて、私は着々と出される問題を解いていった。

「《地球の気温が上がり続けるとどうなるか》ですか……。」

「これは3の《北極の氷が溶ける》だと思う! ……やった、合ってるっ。」

 時には早く出たいが為に即答したり。

「どっちだろこれ……《持続可能な開発目標、SDGsは2030年までに目指すものである。◯か✕か》」

「これは◯です。まぁ、現実はそう簡単に上手く行ってないようですが。」

 時には秋君がちゃんと答えてくれたり。

「《3Rはリユース、リデュース、リサイクルですが、この中で一番に実施すべきは何でしょう?》……? これは……多分リデュース!」

「正解です。ごみの発生を抑えれば、中古品を繰り返し使うリユースやごみを資源として再利用するリサイクルもしなくていいですからね。」

「なるほど……! 確かにそうだねっ。」

 時には勘頼りな私の答えに補足を付け足してくれたり。

 そんな感じで最後のフィールドまで辿り着くまでには、お化け屋敷という事も忘れすっかり楽しんでいた。