お互い何も言わず、視線だけを交わしたまま、数秒。
張り詰めた静寂がしばらく続いたが──
次の瞬間。
ガタッ!!!!
Mr.Dが、椅子を蹴って立ち上がった。
びくっ、と思わず肩が跳ねる。
なっ、なに……?
慌てて表情を窺うも、読めない。
Mr.Dは完全なる真顔のまま、ズカズカズカと大股で篤彦に歩み寄っていき──
直後。
ガシッ!!!!
力強く、篤彦の肩を抱き寄せた。
「YOOOO, BROOO!! Took your damn time, huh?! THAT’S IT! I KNEW you had that shit in you!!!!!!!(おおおおいブローー!!クッソ待たせやがって!!!それだよ!!やっぱ持ってんじゃねぇか!!!!)」
天井を突き破らんばかりの、地響きのような大爆笑が炸裂。
完全にテンションをぶち上げ、子どもみたいに大はしゃぎしながら篤彦の背中をバンバンと叩きまくるMr.Dが、そこにはいた。
…………
……えぇ……??
