「奏……改めて待たせてごめん」
「いいんだよ」
シロツメクサは無いけれど、葉っぱが風に揺れていた。
「ねぇ、覚えてる? さゆがお姫様なら、そうくんが王子様だね!」
「僕もさゆのことが好きだよ」
「じゃあ、私たちずっと一緒だね」
「そうだね。僕たちはずっと一緒だ」
忘れてないよ。
忘れられなかったよ。
私は思いっきり奏を押し倒し、抱きしめた。
「そうくんっそうくんっそうくんっ」
「さゆ、さゆ、さゆ」
「約束、守って。一生そばにいて」
「ああ、もちろん」
「わぁーーーー!!!!!!」
私は大泣きした。
この人が好きだ。この人の為に生きてみたかった。
でも、そうの心臓は、そうのものだ。
そうの人生だ。
「ねぇ、私の一生をかけたワガママ、許してくれるかな?」
何、と不思議そうな顔をするそうを見る前に唇を塞いだ。
「ファーストキス、貰って」
「あぁ。生きてきて1番幸せなワガママだ」
「もっと、奪って」
そうと、私の体勢が逆転して、そうが私の唇に何度もキスをしてくる。貪るように、激しく。つよく。
私も返す。
「初めてぜんぶ奏にあげるから」
初めてのキス、初めての恋、私の全て、全部きみにあげるから。
どうかどうか、私のいない世界でもあなたが幸せになれますように。
キーーーーー!!!!
そこで時間だと言わんばかりに激しい暴風とともに車が突っ込んできた。
私は奏を突き飛ばして、両手を広げてその車の前に立った。
これが私の覚悟、私の終わり。
「いいんだよ」
シロツメクサは無いけれど、葉っぱが風に揺れていた。
「ねぇ、覚えてる? さゆがお姫様なら、そうくんが王子様だね!」
「僕もさゆのことが好きだよ」
「じゃあ、私たちずっと一緒だね」
「そうだね。僕たちはずっと一緒だ」
忘れてないよ。
忘れられなかったよ。
私は思いっきり奏を押し倒し、抱きしめた。
「そうくんっそうくんっそうくんっ」
「さゆ、さゆ、さゆ」
「約束、守って。一生そばにいて」
「ああ、もちろん」
「わぁーーーー!!!!!!」
私は大泣きした。
この人が好きだ。この人の為に生きてみたかった。
でも、そうの心臓は、そうのものだ。
そうの人生だ。
「ねぇ、私の一生をかけたワガママ、許してくれるかな?」
何、と不思議そうな顔をするそうを見る前に唇を塞いだ。
「ファーストキス、貰って」
「あぁ。生きてきて1番幸せなワガママだ」
「もっと、奪って」
そうと、私の体勢が逆転して、そうが私の唇に何度もキスをしてくる。貪るように、激しく。つよく。
私も返す。
「初めてぜんぶ奏にあげるから」
初めてのキス、初めての恋、私の全て、全部きみにあげるから。
どうかどうか、私のいない世界でもあなたが幸せになれますように。
キーーーーー!!!!
そこで時間だと言わんばかりに激しい暴風とともに車が突っ込んできた。
私は奏を突き飛ばして、両手を広げてその車の前に立った。
これが私の覚悟、私の終わり。



