ヴァンパイアくんに愛されるのは危険すぎる!

『つーわけで、お前らを監視する為に俺はいるけど、俺はお前らと友達になりたい! というかなる為に来た! これから仲良くしてくれよな……えっと、お前らの名前何だっけ?』

 雑に距離を詰めてきて、当時はあまりにもハンターの自覚がない人だと率直に思った。

 弥虎や朝翔、蘭も同じ事を思っていたらしく4人一緒に望さんから咄嗟に距離を取ったのが記憶に新しい。

 そうして仲良く拒否していたのにも関わらず、望さんはめげる事なく声をかけ続けてきた。

『おーいお前ら! 暑すぎるからプール行くか! ……あれ、お前ら泳げなかったっけ? あ、流水ダメなのか! じゃあ海行ってビーチバレーでもしようぜーっ! ……え、強い日差しもダメ?』

『そういや中等部の文化祭の日って初等部休みになるんだろ? んじゃ一緒に屋台とか回ろうぜ! 俺料理できなさすぎて呼び込み係になっちまったからさー、3つまでなら奢ってやる!』

『お前らって雪触れる? ……よしっ、なら一緒に雪合戦すんぞ! でも奇数だからな……あ! 今から友達呼ぶからちょっと待っとけ! ついでにあったかいもんでも買ってくるわ!』