メカニカルな彼らに囲まれています

優しく諭されて、おとなしく休むことに。

パジャマに着替えてベッドに横になり、昼食の時間が来るまで眠りに就いた。






「──口の中に……!? これ全部!?」

「うん。そして、そのまま水と一緒にゴクンって飲み込む」

「無理無理無理! 絶対無理! おえってなっちゃうって!」


お昼ご飯を済ませた午後1時。

ガラスのコップを持った状態で、高速で頭を横に振りまくる。


「本当にこれで上手くいくの? 危険な飲み方の間違いじゃない?」

「記事でも動画でも紹介されてたから大丈夫だよ。多分」

「多分!? 怪しい! 絶対デマ情報だよ!」


若干痰が絡みながらも、大声を張り上げる。


長々と苦しみを味わいたくないから、楽に飲める方法をケイに尋ねてみたら、なんと『粉のまま口の中に入れて飲み込む』と。

水で溶かさない分、苦味は広がらなさそうだけど、もし失敗したら……。