「しょうがないじゃん。ショウくんみたいにデカい顔してないんだから。離れてたら見づらいでしょ?」
「おま……っ、その言い方は失礼だろ! これでも一応、俺のほうが先輩なんだぞ!?」
「うわー、逆ギレしたあげく年上の権力振りかざしてきたよ。これだから昔のやつは……」
「いうほど昔じゃねーし。まだ10年ちょっとしか経ってねーし!」
先ほどの甘々スマイルはどこへやら。ご主人様の私がいるのも忘れて、金髪イケ……ケイと喧嘩し始めた。
見た目はそこまで大差はないように見えるけど(むしろケイのほうが年上に見えるけど)、元は電化製品だもんね。
「悪いな。朝から見苦しい光景を見せてしまって」
言い争う2人を眺めていたら、いつの間にか白髪のお兄さんが隣に立っていた。
ケイと同じく白い服に長身で、体型はガッチリと頼もしい印象だ。
「俺はフウリ。君の部屋には5年前からいるが、君のことは赤ちゃんの頃から知っている」
「えっ。じゃあ年上なんですか?」
「そうだな。といっても2年しか離れてないからタメ語でいい」
「おま……っ、その言い方は失礼だろ! これでも一応、俺のほうが先輩なんだぞ!?」
「うわー、逆ギレしたあげく年上の権力振りかざしてきたよ。これだから昔のやつは……」
「いうほど昔じゃねーし。まだ10年ちょっとしか経ってねーし!」
先ほどの甘々スマイルはどこへやら。ご主人様の私がいるのも忘れて、金髪イケ……ケイと喧嘩し始めた。
見た目はそこまで大差はないように見えるけど(むしろケイのほうが年上に見えるけど)、元は電化製品だもんね。
「悪いな。朝から見苦しい光景を見せてしまって」
言い争う2人を眺めていたら、いつの間にか白髪のお兄さんが隣に立っていた。
ケイと同じく白い服に長身で、体型はガッチリと頼もしい印象だ。
「俺はフウリ。君の部屋には5年前からいるが、君のことは赤ちゃんの頃から知っている」
「えっ。じゃあ年上なんですか?」
「そうだな。といっても2年しか離れてないからタメ語でいい」



