メカニカルな彼らに囲まれています

でも、ご主人様なら大丈夫だって思ってほしかった。


仮に赤点取っちゃって課題山盛りになっても、追試受けるハメになっちゃっても。

大丈夫。ここちゃんなら、きっと乗り越えられるよって。


100パーセント心の底から思えなくても、たった1パーセントでもいいから信じてほしかった。


ポロッと一滴、涙が流れて、指先で拭う。

その直後──足がもつれて、体が前のめりになった。


「ここちゃんっ!!」


ギュッと目を瞑ったのと同時に、後ろから力強く抱きしめられた。


ゴロゴロゴロと何かが転がる音と、全身に走る衝撃。

静まった後、恐る恐る目を開けると、そこは踊り場で……。


「ケ、ケイ……っ!」

「だい、じょうぶ……?」