メカニカルな彼らに囲まれています

キアくんの衣装とそっくりの柄を見つけ、背伸びして取った。


だがしかし……サイズがデカい。

よく見たら、去年出たばかりの最新機種のカバーだった。


「あぁ、これもかぁ……」

「いいよ、無理に探さなくて」

「ダメダメ。これだけたくさんあるんだから、妥協しちゃったら絶対後悔するって」


隣にいるケイに声を潜めて返答し、カバー探しを再開する。


ケイは赤ならなんでもいいよと言ってくれているけれど、主人の私自身も心から満足するものじゃなきゃね。

質のいいものだとそこそこのお値段するんだから、慎重に吟味しないと。


30分ほど時間をかけて探してみたものの、ピンとくるものは見つからず。

他のお店も見て回ったが、色合いが違ったり、素材が好みでなかったりと、これまた購入までには至らなかった。


「俺のせいであちこち連れ回しちゃってごめんね」

「ううん! 私のほうこそ、全然決められなくてごめんね」