メカニカルな彼らに囲まれています

「記念に、新しい服買ってあげるよ」

「早速散財するのか」

「もうっ、いいでしょー! いつもお世話になってるんだから! 何色がいい?」

「んー、赤?」

「うっわ。お前ほんとヤキモチ焼きだな」

「は? どこが」

「同じ色じゃん。雑誌でキアくんが着てた服と」

「あれはチェック柄だろ」

「とか言って〜。あとでこっそりおねだりするんじゃないの〜?」


ツンツンとケイのほっぺたを突っつくショウくん。

「そんなことないって」と即答するのかと思ったら、気まずそうに目を逸らして黙り込んでいる。


うん、これは図星だな。顔色はそのままだけど、耳が真っ赤になってる。


「キアくんかっこいいもんな〜。俺でさえ惚れそうになったもん。金髪同士、対抗心湧いちゃうよな。うんうん、わかるよ」


ショウくん、もうそれくらいにしてあげて。
それ以上いじると、また熱上がっちゃうよ。

事あるごとに衝突してるけど……本当は仲良くなりたいのかな? 好きな子ほどいじめたくなるって言葉があるし。