なんて、あんまり言いたくはなかったんだけど。
体調不良アピールみたいで嫌なんだけどなぁ、でも課外学習の話だしまぁいっか…
「失礼しまぁーす」
コンコンッて2回ノックしてみたけど返事がなかったからそろっと保健室のドアを開けてみた。
保健の先生いないのかな?いないこと結構あるんだよね~…
「こんにちは」
勝手にストーブを借りようかなって奥のカーテンをシャッとしたら男の子が微笑みながら現れた。
「あ、すみません!」
わ、気付かなかった!
先客いたんだ、普段あんまり人来ないからいいかな~って思ってたのに…
「こちら、どうぞ空いてますよ」
ふとさりげなくわたしに近付いて手招きをする。
あ、ここあったかいなぁ。
ストーブついてる…?
「初めまして、緋太です」
柔らかいタレ目が細くなって、にこっと微笑んだ。
「緋太…さん?」
先輩かな?
見たことないから2年生ではないと思うんだけど…
「電気ストーブの緋太です」
人間じゃなかった!!!
え、電気ストーブ!?
それってわたしがいつもお世話になってるやつ…!?
「この姿では初めましてですよね、柑乃さん」
体調不良アピールみたいで嫌なんだけどなぁ、でも課外学習の話だしまぁいっか…
「失礼しまぁーす」
コンコンッて2回ノックしてみたけど返事がなかったからそろっと保健室のドアを開けてみた。
保健の先生いないのかな?いないこと結構あるんだよね~…
「こんにちは」
勝手にストーブを借りようかなって奥のカーテンをシャッとしたら男の子が微笑みながら現れた。
「あ、すみません!」
わ、気付かなかった!
先客いたんだ、普段あんまり人来ないからいいかな~って思ってたのに…
「こちら、どうぞ空いてますよ」
ふとさりげなくわたしに近付いて手招きをする。
あ、ここあったかいなぁ。
ストーブついてる…?
「初めまして、緋太です」
柔らかいタレ目が細くなって、にこっと微笑んだ。
「緋太…さん?」
先輩かな?
見たことないから2年生ではないと思うんだけど…
「電気ストーブの緋太です」
人間じゃなかった!!!
え、電気ストーブ!?
それってわたしがいつもお世話になってるやつ…!?
「この姿では初めましてですよね、柑乃さん」



