「お兄ちゃん…」
うつむいてだまりこむと、お兄ちゃんに抱きしめられた。
「僕の妹がお世話になったみたいだね。今は保健室に連れていったほうがいいみたいだ。今日のお礼はまた今度するよ。それじゃあ」
お兄ちゃんに抱きしめられたら、頭のくらくらも収まって、呼吸も楽になってきた。
そのままお兄ちゃんに体を支えられて、備品室の外へ連れていかれそうになったけど…。
「…待、って、お兄ちゃん…」
わたし、お兄ちゃんを助けたい。
うつむいてだまりこむと、お兄ちゃんに抱きしめられた。
「僕の妹がお世話になったみたいだね。今は保健室に連れていったほうがいいみたいだ。今日のお礼はまた今度するよ。それじゃあ」
お兄ちゃんに抱きしめられたら、頭のくらくらも収まって、呼吸も楽になってきた。
そのままお兄ちゃんに体を支えられて、備品室の外へ連れていかれそうになったけど…。
「…待、って、お兄ちゃん…」
わたし、お兄ちゃんを助けたい。



