「そうですね。じゃあ、望羽ちゃん、ちょっと移動しましょうか」
「は、はい」
葛谷さんって大人だ…!
見てはいけないところを見たような気がしてドキドキしつつ、わたしは未來先輩、犬丸先輩と階段を下りていった。
1階に来ると、先輩たちはトイレの前で足を止める。
「じゃ、俺はここで待ってるッス!」
「ちゃんと見張りしててくださいね。…さ、望羽ちゃん」
「え…」
にこ、と笑って未來先輩にさそわれたのは、女子トイレのなか。
もしかしなくても、未來先輩、一緒に入るつもりなのかな…?
「あ、あの、未來先輩って男の人なんですよね。一緒に女子トイレに入るのは、ちょっと…」
かぁっと、ほおが熱くなるのを感じながら言うと、未來先輩はおどろいた顔をした。
「は、はい」
葛谷さんって大人だ…!
見てはいけないところを見たような気がしてドキドキしつつ、わたしは未來先輩、犬丸先輩と階段を下りていった。
1階に来ると、先輩たちはトイレの前で足を止める。
「じゃ、俺はここで待ってるッス!」
「ちゃんと見張りしててくださいね。…さ、望羽ちゃん」
「え…」
にこ、と笑って未來先輩にさそわれたのは、女子トイレのなか。
もしかしなくても、未來先輩、一緒に入るつもりなのかな…?
「あ、あの、未來先輩って男の人なんですよね。一緒に女子トイレに入るのは、ちょっと…」
かぁっと、ほおが熱くなるのを感じながら言うと、未來先輩はおどろいた顔をした。



