「望羽ちゃんも、雨蓮くんにメロメロッスね」
「えっ。ち、違います…っ!葛谷さん、お兄ちゃんにも負けないくらいかっこいいから、なんだかドキドキしちゃって…!」
「まあ、ピュアなのね。かわいいわ~。望羽ちゃん、クズ先輩みたいな悪い男の人にひっかかっちゃダメよ?女同士、私と仲良くしましょ」
「俺とも仲良くして欲しいッス!おかしいっぱいあげるッスよ」
「あ、ありがとうございます。未來先輩も、犬丸先輩も、よろしくお願いします」
はにかんで笑うと、未來先輩が「やだ」と口に手を当てた。
「笑顔がキュートだわ。段ボール箱にちょこんと入ってる様子と相まって、愛らしいわね」
「あっ…!も、もう出てもいいですか…?」
「子犬みたいな目がかわいい~!」
「もちろんッスよね、雨蓮くん」
「あぁ。教室に帰っていいぞ。茅都が探してるだろうからな」
「あ!!」



