「あきらめろ。今回は望羽が悪い」
「えっ、わたしですか!?」
なんで!?
しかも、藤井さんの処遇の話なのに、どうしてお昼ご飯の話に変わってるの!?
目を丸くしてハテナをたくさん浮かべていると、お兄ちゃんがわたしを離して、先輩たちから藤井さんを引き取った。
床に落ちた写真も集めて拾い上げる。
「まったく…本当にしつこい害虫だよ。望羽に手を出したら、望羽のスマホから連絡先消すからね」
「わぁ、怖い」
「大丈夫ッス!行ってらっしゃいッスよ!」
お兄ちゃんは無理やり貼り付けたような笑顔で先輩たちを見ると、「またあとでね、望羽」とわたしに手を振って藤井さんを連れていった。
わたしはお兄ちゃんを見送ったあと、春宮先輩に笑顔を向ける。
「えっ、わたしですか!?」
なんで!?
しかも、藤井さんの処遇の話なのに、どうしてお昼ご飯の話に変わってるの!?
目を丸くしてハテナをたくさん浮かべていると、お兄ちゃんがわたしを離して、先輩たちから藤井さんを引き取った。
床に落ちた写真も集めて拾い上げる。
「まったく…本当にしつこい害虫だよ。望羽に手を出したら、望羽のスマホから連絡先消すからね」
「わぁ、怖い」
「大丈夫ッス!行ってらっしゃいッスよ!」
お兄ちゃんは無理やり貼り付けたような笑顔で先輩たちを見ると、「またあとでね、望羽」とわたしに手を振って藤井さんを連れていった。
わたしはお兄ちゃんを見送ったあと、春宮先輩に笑顔を向ける。



