どうして?本気で、そう思ってるの?
わたしはムッとして、振り返りながらお兄ちゃんを見つめる。
行かせて、っていう思いが伝わったのか、お兄ちゃんはため息をつきながら笑って、わたしを離してくれた。
「正体も分からない人に盗撮されて、毎日たくさんの盗撮写真を送られて、やめて欲しかったら空き教室に来いだなんて…」
「あ、望羽ちゃん…」
なかに入って春宮先輩のもとにかけよると、お兄ちゃんもうしろについてきたみたいだった。
先輩たちの視線を横から感じながら、眉根を寄せて藤井さんを見る。
「そんなの、誰がやられたって怖いに決まってます!そんなふうにおどして付き合おうだなんて、間違ってますよ!」
「お前は…」
「本当に春宮先輩が好きなら、怖がらせたことを謝って、先輩たちから告白の仕方を教わってください!」
「「望羽ちゃん…」」
「ふっ」



