なんてことを考えていると、ふと、春宮先輩がぽーっと雨蓮さんを見ていることに気づいて、あれ、と思う。
「証拠がそろったら未來を通して連絡する。それまでは、盗撮のことは気にせず自由にしていろ」
「は、はい…」
ハッとした顔でうなずく春宮先輩を見て、ちょっと様子が変だったのは、たんにぼーっとしてただけかな?と納得した。
春宮先輩が視線を落として、不安そうにしているから、わたしは、うん、と決意して口を開く。
「春宮先輩!先輩たちが証拠を集めている間、わたしが一緒にいますね」
「え…?」
「望羽」
お兄ちゃんが眉を下げて心配そうにわたしを見るから、安心させるために笑い返した。
「どこかで盗撮されてるって思いながら過ごすのって、きっと怖いから。…事情を知ってる人と2人でいれば、不安も半減しますよ」
「…ありがとう」
「証拠がそろったら未來を通して連絡する。それまでは、盗撮のことは気にせず自由にしていろ」
「は、はい…」
ハッとした顔でうなずく春宮先輩を見て、ちょっと様子が変だったのは、たんにぼーっとしてただけかな?と納得した。
春宮先輩が視線を落として、不安そうにしているから、わたしは、うん、と決意して口を開く。
「春宮先輩!先輩たちが証拠を集めている間、わたしが一緒にいますね」
「え…?」
「望羽」
お兄ちゃんが眉を下げて心配そうにわたしを見るから、安心させるために笑い返した。
「どこかで盗撮されてるって思いながら過ごすのって、きっと怖いから。…事情を知ってる人と2人でいれば、不安も半減しますよ」
「…ありがとう」



