【中】酸いも甘いも、イケメンぞろい。



「僕は望羽ちゃんを大切にする。おたがいの好きなものを知って、大事にしたいことを知って…誰よりも、居心地がいい男になるよ」


「俺は望羽ちゃんが望むことをなんでもかなえるッス。俺の気持ちも、たくさん伝えるッスよ。俺がどれだけ望羽ちゃんのこと好きか、知って欲しいッス」




 左手は未來先輩につながれて、右手も犬丸先輩につながれて。

 からめた指にキスをして、2人からまっすぐに見つめられると、胸がドキッと音を立てた。




「あ…わたし、今、ドキッとしちゃいました」


「ほらね。クズ先輩を好きになったっていうのは、錯覚だよ」


「そッス、刺激が強いことをされて、誤解しちゃったッスよ」


「おい、望羽をだますのもそこまでだ。望羽は俺に()れたって言ってるだろ」


「そんなこと認めるか!」