甘すぎるドクターへ。どうか手加減して下さい。

だから、どうしても悪い人に思えなくて。

それでも、私は知らない。

彼が何を考えていて、何を思っているかを。

そんな私のせいで、もっともっと私の周りは複雑に絡まっていく。




この物語の第一部は、新幹線での甘すぎる出会い。

第二部は、出張帰りの自宅訪問。

第三部は……









甘いドクターと甘い同期によって、甘さが二倍に変わる……?








「末永、触れていい?」

「ちょっとさっきので吹っ切れたから。積極的になるのも悪くないかなって」








「奏葉、同期くんと同じくらい俺とも気軽に話してよ」









さらに私の世界が甘く変わっていく。