「改めてちゃんと言うな。あやめ、俺はお前が好きだよ。ずっと、小さいころから」
優しい目に、早くも心が溶けそうになる。
そんな私に、透里はさらに言葉を続けた。
「あやめも、俺のこと好きだろ?」
「なっ!? なんでっ」
一度も口にしたことのない感情を言い当てられて驚くと、透里はフッと少しいじわるそうに笑った。
「言っただろ? 演技していないときのあやめはわかりやすいって」
ということは、とっくの昔から私が透里を好きだって気持ちは本人にバレていたってこと?
なにそれ。は、恥ずかしすぎる!!
本格的に演技を忘れた私は、アワアワと口を動かすだけになった。
もうどうしていいのかわからない。
そんな状態だったから、透里の言葉の甘さに抗えなかった。
「でも、ちゃんと聞きたい。あやめ……俺のこと、好きか?」
「っ、す……好き、だよ」
透里には誤魔化せないってわかってる。
こんな場所で告白なんてしている場合じゃないのにって思うけれど、透里の甘い雰囲気にのまれて言わずにはいられなかった。
しかも、気持ちを伝えたことで透里の雰囲気はさらに甘くなる。
優しい目に、早くも心が溶けそうになる。
そんな私に、透里はさらに言葉を続けた。
「あやめも、俺のこと好きだろ?」
「なっ!? なんでっ」
一度も口にしたことのない感情を言い当てられて驚くと、透里はフッと少しいじわるそうに笑った。
「言っただろ? 演技していないときのあやめはわかりやすいって」
ということは、とっくの昔から私が透里を好きだって気持ちは本人にバレていたってこと?
なにそれ。は、恥ずかしすぎる!!
本格的に演技を忘れた私は、アワアワと口を動かすだけになった。
もうどうしていいのかわからない。
そんな状態だったから、透里の言葉の甘さに抗えなかった。
「でも、ちゃんと聞きたい。あやめ……俺のこと、好きか?」
「っ、す……好き、だよ」
透里には誤魔化せないってわかってる。
こんな場所で告白なんてしている場合じゃないのにって思うけれど、透里の甘い雰囲気にのまれて言わずにはいられなかった。
しかも、気持ちを伝えたことで透里の雰囲気はさらに甘くなる。



