檻の中の恋と、奪いに来た君  〜閉じ込める愛か、奪い出す愛か〜


夜。

熱はまだ下がらない。

愛葉はベッドの横へ座る。

「寝てね」

優しく言う。

そして立ち上がろうとした。

その時。

服の裾が引っ張られた。

愛葉が振り返る。

琉生だった。